2018年04月20日
こんにちは!
営業部の中村です。
このブログは、オーナーの悩み事、
「子供室が必要になったので、部屋数を増やしたい!」
をリフォームで解決する過程をレポートしています。
前回の記事、Vol.2はこちらから
今回は、「解体したらわかった、こんなこと」ご紹介します。
まずは・・・
写真左下の床下には、長方形の大きな空洞がありました。
ちなみにこちらのお部屋は、この建物の2階に位置しています。
よく見ると・・・
床下から、シルバー色の屋根を発見!
こちらのオーナー様邸は、
1階が親世帯、2階が子世帯の2世帯住宅になっているんです。
今回のリフォーム以前にも、リフォーム歴があったこちらのお家、
もともとの建物に、2階建てをかぶせるように増築してありました。
今度は、床(フローリング)をめくったらまた床(フローリング)が現れました。
これも以前あったフロアの上から、
リフォームの際に重ねて新しいフロアを貼り増しした証拠です。
------------------------------------------------------------------------------------------
例えばこのような、リフォーム用の床材が商品として発売されています。
------------------------------------------------------------------------------------------
リフォームを行うなかで、フローリングを新しくしたい!
というご希望をいただくことってたくさんあるんですが、
その都度ベストな方法が違うんです。
例えば・・・
内装ドアを取替えず、床を新しくする場合、
ドアが開き扉の場合だと、床を重ね貼りしたら引っかかって開かなくなってしまいます。
リフォームしてみたら、ドアが開かないなんて・・・大問題ですね~
そんな時は
(1)ドアも新しく交換する
もしくは
(2)古い床をキレイに剥がし、新しい床を貼る
仕上がりは(2)の方がキレイに仕上がることが多いのですが、
費用としては(1)新しい床の材料代と貼る作業費 にプラスして、
(2)の場合は プラス解体した床の処分費と、それにかかる時間も多くなるんです。
費用面では、
壊す部分と残す部分を見極めることがコストダウンのポイント
ではありますが、
残す部分を一歩間違えると、
新しいキレイな部分と古い部分の差が際立ってしまうため、
いままでキレイに見えていた部分でも、
完成してから「ここもやっぱりやっとけばよかった・・・」
と後悔することになってしまいます。
この問題には、毎回のごとく頭を悩まされますね~
今回は、リフォームするお部屋と繋がるメインのLDK空間の床の方が高いため
リフォームするお部屋の床を高くして、バリアフリーになるように仕上げます。
リフォームするスペース各所それぞれの床の高さも段々になっているので
これを機会にすべてフラットに仕上げます。
しかし・・・
床をバリアフリーにすることで、
天井高さがいままでより低くなってしまうので注意が必要です。
解体の次は、電気配線を考えます。
壁紙を貼ってきれいに仕上がってしまうと配線が隠れてしまうので、
前もって照明を取り付ける数や位置、
それに伴い、スイッチやコンセントを移動したり増やしたり・・・
図面と現場を照らし合わせ、確認しながら施工します。