2018年04月21日
こんにちは!
営業部の中村です。
このブログは、オーナーの悩み事、
「子供室が必要になったので、部屋数を増やしたい!」
をリフォームで解決する過程をレポートしています。
(前回の記事、Vol.3はこちらから)
前回は解体が終わり、電気配線工事まで行いました。
今回からは、ついに床の工事が始まっていきます。
ダンボールで梱包されているのが新しく貼る床材です。
リフォーム工事では、たくさんの材料を使用するので、
使用するベストなタイミングでの材料搬入が基本です。
一気に材料を搬入してしまうと、
(1)限られた敷地や空間で作業するため置く場所が無い場合が多かったり、
(2)大切な新品の材料が、工事中ホコリをかぶってしまったり、
万が一傷ついてしまったりする可能性があります。
工事の進捗状況に合わせた材料搬入は現場監督さんのお仕事なんです。
写真の様子は、床材を貼っていく前の重要な工程が施された状態です。
解体したままの状態では、床が段違いになっていたため、
床の高さをバリアフリーになるように整えます。
凸凹の状態では、もちろん床材を貼る作業はできません。
よ~く見てみると、さすがはプロの職人さん。ミリ単位で高さ調整されています。
リフォームあるあるですが、解体した後に出てくる下地となる部分は、
ほとんどの場合平らに見えていても、ひずんでいたり、たわんでいたりしています。
決して平らでない場所の上に、平らな面を作るのは、とても難しい作業なんです。
床が低かったところは、高くした分の空間を利用して、断熱材が施工されています。
床・壁・天井にしっかり断熱材が施工されていると、お部屋の『保温力』が高まります。
『保温力』は、水筒の魔法びんと同じようなイメージで、
夏場にエアコンで冷やしたお部屋を「あつくなりにくく」し、
冬場は「さむ~いお部屋」をあたたかく保ってくれるんです。
いつかのTV番組で観ましたが、
断熱材の種類のひとつである「グラスウール」の中身はガラス繊維ですが、
空き瓶を再利用して作られているものもあるんだそう・・・
床材が貼れてくると、だんだん「部屋っぽく」なってきました。